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 断捨離の日々 7 レーザーディスク等

 以前買取を断られたレーザーディスク(以下LD)を買い取るという総合買取業者が見つかったので、来てもらうことにした。やってきたのはTシャツ姿の気の良いオニイサンと言った感じの人で、最初から気を使わずに会話することができた。

 彼は見かけの割にはやることが丁寧で、ディスクを1枚ずつ確認していくのでそれなりに時間がかかった。こちらはこちらでもしかしたら、と思うレアものを4枚用意して作業が終わるのを待っていたのだが、査定しても大した金額にはならなかったので、これらは売らないことにした(ちなみにうちにはかろうじて動くLDプレイヤーがある)。

 今回の業者は他とは多少毛色が違っていて、アクセサリー、と言ってもメッキ物や安物でもいいからないかという。「あるいは動かなくなった腕時計や古いジッポ(ライター)でもいいんですけど」「ああ、そんなので良ければ結構あるよ」そう言ってカミさんにいらなくなったアクセサリーを持ってきてもらい、僕は何となくしまってあった、今は動かない腕時計数本と、故あって増えていったジッポ・コレクションのうち、特に思い入れのないモデルをいくつか出した。「こんなのでいいのかな」と聞くと、全然オッケーです」と言ってLDの査定額に数千円が上乗せされた。いったいどんなシステムなんだろう?溶かして金属として売るのかな。まあ、何でもいいや。

 LDはLPレコードよりも重いので積み込みを手伝うと、彼は「この辺の人はみんな優しいですね」と言う。僕が「基本的に田舎だからねえ」と言うと、「僕は千葉県在住なんで地元はここら辺とあまり変わらない雰囲気ですが、それでもこの辺の人のほうが優しいです」そんなもんなのかねえ。茨城だってピンキリだと思うけどなあ。

 最後にふと思いついて、ニコンのF2を見せた。「2台あってもしょうがないから、1台持って行くかい?」と聞いたら、「あ、ありがたいです。良ければ持って行きます」と言うので査定してもらったところ、某カメラショップの査定額より少し高めだったので、これも手放した。よし、これでちょっとした小遣い稼ぎにはなったな。またカミさんと山分けだ。

 さて、先ほど売らないことにした、と書いた4枚のLDを少し紹介しておく。

 まず「ヤマト わが心の不滅の艦」、これは「宇宙戦艦ヤマト復活編」および未完のシリーズ「YAMATO 2520」のメイキング。特筆すべきは後者に登場する「18代ヤマト」のデザインを、インダストリアルデザイナーでイラストレーターのシド・ミードが担当したことで、そのデザインの変遷やカラーテストの様子を見ることができる。彼は映画「ブレード・ランナー」で近未来のロサンジェルスや小道具をデザインしたことで有名だ。僕の知る限り、メディアはVHSとLDのみ。

 次に「ザ・キープ」。これは1983年に公開されたホラー映画で、もともとは3時間の長編が配給時に90分にカットされ、これに腹を立てた監督のマイケル・マンがごねたために、ソフト化が進まなかった。現在は海外版のBDが手に入るが、日本語字幕があるのはこのLDだけのはずだ。今ではマニアの間でカルトムービーとなっている。

 「ビッグ・ウォーズ 神撃つ朱き荒野に」は1993年のOVA。原作は「紺碧の艦隊」シリーズの荒巻義雄。メディアはVHSとLDのみ。

 「リヴァイアサン」は1989年公開の海洋SF(クリーチャー)映画。評価は賛否両論だが、これもちょっとしたカルトムービーになっているらしい。BDは海外版だけだと思う。LDには日本語字幕が入っている。だがよく調べたら、DVD(レンタル落ちもしくは中古のみ)なら字幕版もあるようだ。

 左 「大和」と「ヤマト」。で、右上に直立しているのが「18代ヤマト」。フォルムは似せているがイメージはかなり違う。右 「ザ・キープ」。僕たちはこういうのをカッコいい、と言う。
 左 「神撃つ朱き荒野に」陸上戦艦が火星の砂漠で異星人と交戦中の図。右 「リヴァイアサン」「エイリアン」を海底でやっているようなストーリー。クリーチャーの出来は割といい。CGのない時代に善戦している。

作成者: 835776t4

こんにちは。好事家の中年(?)男性です。「文化人」と言われるようになりたいなあ。

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