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 断捨離の日々 1

 久しぶりにキーボードをたたいている。1か月以上間が空いたので、「このブログが1か月止まったら俺に何かあったのかも…」なんてうそぶいていた手前、何人かの知り合いには心配されたかもしれないが、そんな理由ではないのでご安心を。

 今年の夏は8月中旬からやけに涼しくて、大好きな夏空を見る機会が少なく、おまけに8月後半の台風の影響で、夏の終わりを告げるツクツクボウシの声もろくに聞けなかったので、なんだか拍子抜けしてしまった。

 そんななかで僕にはちょっとした心境の変化があった。とは言うものの、それは「今日から俺は!」であるとか「○○部活やめるってよ」というほど仰々しいものでもなかったんだけれども。  

 それは具体的に言うと、「人生欲しいものがすべて手に入るわけじゃない」という当たり前のことを再認識することから始まった。そこから紆余曲折の末、「自分の人生に本当に必要なもの」を、過去を振り返りつつ整理してみようと思い立つに至り、最終的には断捨離という形になった。で、そもそものきっかけは何かって?だから8月に夏空や蝉の声を満喫できなかったこと。待っていれば当たり前のように手に入るはずだったものが、今年はそうならなかった。それがショックだったんだ。うん。ほんの些細なことから始まったんだよ。馬鹿みたいな話だよね。

 以前からカメラは少しずつ処分し始めていて、例えば古いレンジファインダーカメラやフィルムカメラが最新のミラーレス一眼に化けたりしていたわけだけど、ここに来てレコードやレーザーディスク、エアソフトガン、箱積み状態のプラモデル等のコレクションも見直し、ある程度処分することにした。そのための準備(最小限の手入れや清掃、パーツ・付属品の確認)と選別作業に追われ、それが(ブログの)長い空白の理由の一つでもあった。

 もちろん完璧に無駄をなくしてしまっては人生が味気ないものになってしまうし、思い出深いアイテムもあるので、そのへんを考慮に入れて選別し、買い取り業者に引き取ってもらった。その結果、使っていない往年のオーディオ機器が無くなり、小規模なテロなら2回ぐらいはできそうだったエアソフトガンは半分に(ということは、1回ぐらいはまだいけるか?)、レーザーディスクのほとんどとレコードの2/3も消えた。プラモデルもほぼ半減した。ところが一通り作業を終えてはみたものの、日常生活に変化があったかというとそんな実感はまるでなくて、いかに普段必要のないアイテムがそこかしこに眠っていたかを実感した。これって当初の目的だった「過去を整理する」ことの実現になっているんだろうか。

 さて、この「整理」を実行するにあたり、何か所かの買い取り業者に連絡を取った。もとより金銭目的でもないので、数社の査定を比較するような手間はかけなかったが、予想通りいいように買いたたかれることはあった。だが出張買取の担当者と趣味の話で盛り上がる場面もあって、そんな時はそれなりに楽しませてもらった。そんななかでのエピソードを今後少し紹介していこうと思う。(つづく)

作成者: 835776t4

こんにちは。好事家の中年(?)男性です。「文化人」と言われるようになりたいなあ。

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