コロナ・・・かな?
次女が8月の25日に熱を出した。頭痛に加え、身体の節々も痛いという。発熱外来で検査の結果、「疑いようもなくコロナですね」と言われて帰ってきた。「若いからこれでしのげると思うよ」というわけで、処方されたのは解熱・鎮痛剤のみ。へえ。今はこんなふうなんだ。だがちょっと待て。僕たちはその直前に家族旅行をしている。その際に、「そのケーキ、ちょっと味見させてよ」なんていうことが何度かあったし、何しろ往復の行程では当然1台の車の中で3人が長時間過ごしている。これはヤバい。
次女は薬のおかげか3日ほどで熱も引き、その後5日間の自宅療養。すると案の定、ちょうど娘の療養期間が終わるその頃にカミさんが発熱し、夏風邪のような症状を発症。家にあった市販薬「イヴ・クイック」で対応。その3日後に僕が発熱。一計を講じ、娘の飲み残した処方薬を使ってみた(よい子の皆さんは真似しないようにね)。その結果、カミさんも僕も2~3日で熱が下がった。結局病院には行かなかった。かなり乱暴な対処に思えるだろうが、コロナと診断された娘が解熱・鎮痛剤しか処方されなかったわけだから、とりあえずこれで様子を見よう、という判断だった。勿論、万が一の急変には即応できるようにしていたけどね。
結果的に大事には至らず、僕たちは娘がもらってきたマニュアル通りに、熱が下がったあと5日間自宅に籠もってすべて終了。僕に関して言えば、発熱以外の症状はほとんど無かった。ただ、旅行から帰ってすぐにカミさん共々おなかを壊したのは、もしかしたらコロナの初期症状だったのかもしれない。
結局病院にも行かず、検査もせずに済んでしまったので、あれがなんだったのかは正式にはわからずじまい。もしかしたらインフルエンザだったかもしれないし、ヘルパンギーナだったかもしれない。でも、状況からすればやっぱりコロナだったんだろうなあ。だとすると、症状的にはかなりの軽症。運が良かった。ネットで見る限り、いまだに重症だったり、薬を飲んでも1週間以上酷い頭痛が続き、その間熱も下がらなかった、なんていう例も多いようだから。
面白いことに、事後にこの話をすると、コロナに罹った事のない人のなかには「ただの夏風邪だったんじゃない?」なんて言う人もいる。ところが、すでにコロナに罹ったことのある人は口をそろえて「それは絶対コロナだよ」と言う。まるで仲間を増やそうとしているかのようだ。何だろう、この摩訶不思議な同調圧力は。