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 イラッ・・・ムカッ・・・???・・・はぁー・・・。

 最近ちょっと不満に思っていること。

 某TV局が、ドキュメンタリー番組の再放送を何度もしながら、番組表に一切再放送の表記をしないこと。それでいて1ヶ月のあいだに2回も3回も同じ番組を放送している。ちゃんと仕事しろよ!ちなみにNHKでは「再」もしくは「選」という表示を付けているのでわかりやすい。

 文房具。昔ながらの金属製の画鋲の、針の部分が取れやすくなったこと。画鋲をとろうとすると、頭が外れて針だけが残る。これって結構厄介な状況。もう一つ、輪ゴムの質が悪くなって、すぐに劣化するので伸びたり切れやすかったりすること。文房具には、最近こうした「質の低下」がよくある。皆さん、気がついてます?

 買ったばかりのキュウリの断面が白っぽくて、みずみずしさが感じられないことが、想定外に多くなってきたこと。一昔前なら商品にならないレベルだが、今ではそんなキュウリが普通に販売されている。仕方なくこれを使うと、サンドイッチやサラダが美味しくできない。店舗に苦情を言うべきなんだろうか。

 普通に売っているベーコンの脂身がほとんど無いこと。これじゃ、いくら焼いても揚げ焼き状態にならない。良いベーコンは焼いていると脂がしみ出してきて、その油で揚げ焼きの状態になるので、余分な油が取り除かれるとともにカリッとした仕上がりになる。油は捨てても良いが、僕はこの油にトーストを浸して食べるのが好きだ。

 行きつけのでっかい書店の、マニアックなコーナーが縮小したこと。このパターンはこれまでにも度々経験している。「すげー品揃え!」なんて喜んでいると、いつの間にかそういったコーナーがなくなり、ただの「でっかい書店」になってしまう。近頃ではその空いたスペースにビューティーサロンやブティックが入ることも。・・・書店だよね!?

 スーパーで売られている生麺タイプのラーメンは「昔ながらの・・・」などと謳いながら、一番一般的な鶏ガラスープ味が見当たらないこと。必ずと言っていいほど魚介の出しが含まれている。僕が求めているのは、昔、デパートの「大食堂」で提供されていた類いのラーメンの味なんだけどなあ。

 「新しくなりました!」と言いつつ、頼んでもいないのに味が変わるビール。今年とうとう、長年慣れ親しんできた銘柄に別れを告げることになった。「別れましょう、あなたは変わってしまった・・・」そんな感じ。ビールのTVCMでは、よく出演者が「美味しい!」と言うシーンがあるが、是非とも「個人の感想です」というテロップを入れていただきたい。

 最後は少しマニアックな話題。中国製の、ある戦車プラモ。内部も全部再現されている。が、部品が多く、それ故設計図も絵が込み入りすぎていて、何をどこに接着するのかよくわからない。さらに、内部を設計図どおりに組み立てると、あちこち干渉して車体が組み上げられない。どうなってんだこれ。つくづく、日本のプラモデルメーカーの偉大さを実感する。

 以上、最近ちょっと不満に思っていること、でした。

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 ビールへのこだわり

 ビールの美味しい季節になってきた。目に青葉、山ホトトギス、初鰹。これで冷えたビールがあれば言うこと無し。前に珈琲のこだわりについて書いたが、僕はビールについても小さなこだわりがある。それは「グラスに注いで飲む」ということだ。

 日本では、上手な注ぎ方をすることで味が変わる、と言われている。ビールを注ぐ達人というのがいて、こういう人がビールを注ぐと、泡の気泡が細かく、クリーミーな味わいになるという。日本人にとっては、ビールの泡も大事な味の要素なのだということだろう。ところが欧米では、泡の立つ注ぎ方は怒られるんだそうだ。要するに「泡に金を払うつもりは無い」ということだ。いやはや、そうなんですか。ところで、僕はそんなふうに泡そのものにこだわっているわけではない。 

 夏場など、バーベキューをしながら、クーラーボックスから出した缶ビールを飲んでいるのをよく見かける。僕はあれがダメなのだ。ダメ、と言っても「飲めない」というわけではない。ただ、味が少々尖った感じがするのだ。缶から直接ビールを飲むと、ほとんどの場合、泡は立たない。せいぜい「プシュッ!」という程度だ。しかし、グラスに注げば少なからず泡が立つ。つまり、含まれている炭酸が泡となって放出される。これによって味がまろやかになったように感じられるのだ。少なくとも僕はそう信じている。だから昔流行ったコロナビール(今流行っているコロナウイルスじゃなくて)の飲み方も、ライムの櫛形に切ったヤツをねじ込んで、そのまま瓶から飲むのが粋なんだ、なんて言われても、必ずグラスに注いで泡を立て、あきれられたりしていた。いや、そもそもコロナビールはあまり飲まなかったかな。

 夏の夕暮れ時など、庭に出て空を眺めながらビールを飲むことがあるのだが、そんな時でも僕は必ずビアグラスを持って外に出る。無論珈琲同様、ここでも紙コップなどは愚の骨頂だ。ご近所からは「変なヤツ」あるいは「気取ったヤツ」と思われているかも知れないが、せっかくのビールを美味しいと感じながら飲もうとする以上、ここはやっぱり譲れない。ついでに言うと、暑い盛りにはドライタイプのビールをキンキンに冷やして飲むのが好きだ。ビールにはタイプごとに適温があって、特にイギリス人がよく飲んでいる「エール」というタイプなんぞは、ぬるいぐらいが一番美味しいという。試してみると確かにそうなのだが、そこはやはりイギリスの気候ならではの話で、日本の夏にはまったくマッチしない。正直に言いましょう。もうね、味なんかどうでも良いの。こんな状況では。冷たいのど越し、この一言に尽きる。

 どのビールが好きか、これは大事なところだが、加えてどんな状況で飲むのか、さらにどう飲むか。ここら辺はもっとこだわっても良い気がする。それによって飲みたいビールのタイプが変わることだってある。それで良いではないか。さきに述べたエールだって、冬場に暖炉の前で(暖炉無いけど)飲めばこれはこれで美味しいだろう。いつものことで恐縮だが、要はそういう楽しみ方をできるだけの、心のゆとりを持つことが大事ということだ。